6月は収穫の月。チェコの家庭は、いろんな収穫に大忙し。
まず行ったのは、さくらんぼ狩り。
連日、梅雨のような雨模様だった週でしたが
この日は唐突に快晴、この時期らしい日差しの強い夏日でした。
プラハ市内にある公園に生えている木から取って良い。無料。
ハシゴを借りる時には1時間50コルナ(約250円)払いました。
私は子供の頃を含めさくらんぼ狩りをした記憶はないので、
家族サービス以上に自分が楽しみにしていました。
さくらんぼの木って低めで、ちょうどよい感じ。かわいいですね。
緑と赤のコントラストが綺麗でした。
友人家族と現地で出会いましたが、そちらの旦那さんは慣れたもので
ハシゴを使って一番下の枝に乗ると、ひょいひょいとてっぺん近くまで登り
誰も手付かずのエリアから熟れたさくらんぼを大量に収穫していました。
子供の頃からやっている人の身のこなしは違いますね。
黄色い矢印のところにいます。
もう木で姿が見えない・・・。
私たちはハシゴの届く範囲で楽しみました。
息子がお友達と一緒にすごく楽しそうにするので親は横でサポート。
子供の手の届く範囲だけの収穫だったので、そこまでの量は取れませんでした。
ところでチェコのさくらんぼは2種類。
třešňe(トゥジェシュニェ)と višňe(ヴィシュニェ)
発音がべらぼう難しいこの単語。
小さい文字が多くて、カタカナで書いても頭に入ってこないな・・・
前者が甘く、後者はより酸味が強く熟した実は黒っぽいです。
収穫したのはほとんどvišňeでした。
多分、甘い方は先に取られてしまっていました。
ハシゴは1時間で返却しましたが、その後も取っても問題ありません。
うちの旦那は枝を掴んで懸垂のようにして自力で登り、
最後の追い込み収穫をしました。
うちに帰って、ジャムにしました。
2、3日したら虫が湧いてくるというので
すぐに調理するか食べてしまうのが重要です。
まだ黄色い木もたくさんあったので
機会があれば今期にもう一回いけたらいいなと思います。